好き嫌い克服
2019年01月20日
「うちの子は○○や○○しか食べてくれない」
という声はよく聞こえてきますが、
そういう飼い主さんに、参考になるかしら。
といっても、Lisa はたかだか、
2015年開業の動物トリ扱業(販売・訓練・保管)で、
バードライフアドバイザー2級で、愛玩動物飼養管理士で、
HLB(Happy Life with Bird)マスター。
(たかだかという割にいっぱい書いたw)
これが唯一の正解というわけではありませんので、
あくまでご参考程度に、我が家の例です。
過去にもこんな記事を書いています。
2のほうが、より実践編かも。
うちは、野菜は10種みじん切り方式。
以来6年間、来る日も来る日も刻んでいました。
(まとめて作って小分け冷凍もOK)
リンク先に詳しくありますが、
本来食べていないものも含む「代用食」であるため、
どれかを集中して食べれば不調をきたす恐れもあり、
リスク分散のため、ということでした。
同じ理由で、禁忌のもの以外できるだけ多くの種類をと、
まだ食べたことのないものを探しては与えました。
プイは、1年足らずしかうちにいませんでしたけれど、
68種類の野菜と15種類の果物を食べたことがありました。
(プチポワは数えてない。最初の子ってそういうものよね)
と同時に、好き嫌い克服の効果もあったのではと思います。
同医師からは、みじん切りにすれば付着が見込めるので、
特定の野菜を残しても問題ないと言われていました。
(そもそもみじん切りだって食べないけど?という場合は、
上記の過去記事をご覧くださいね)
実は、秋以降、みじん切り作業から開放されました!
丸のまま出しても、全部きれいに食べてくれます。
与える量はこのくらい。風袋引きで、正味15gでした。
みかん半房、リンゴ、ニンジンです。
(見やすいようニンジンの上に、だいこんとカブ)
七草セットは、種類が稼げて便利。
これ全部食べるんです。体重の半分ですよ(◎△◎)
2時間後くらい。
ハコベも、より美味しいだろうと葉先を進呈すると
あまり食が進まず、むしろ茎が多い下のほうがいいみたい。
人参は、くし切りのスイカみたいに真ん中から食す。
真ん中のほうが美味しいのでしょう。グルメ食い。
さらにその後はこうなって、
夜には、無農薬ニンジンは皮まで食べつくしてます。
(画像は、ほやほや最新版)
プチは野菜室に入り込んで食べる式なので、
奥にしか野菜が飛び散っていません。
(その代わり、手前に水様便があることが多い)ポワは入り口にとまって頭を下げて食します。
プチのリンゴの皮残しが神業。
ポワはみかんは味見程度ですが、あまり食べないものも毎日入れることが重要、と思ってます。
理由は、「選ぶ楽しみ」を提供することと、
「ちょっと食べてみようかな」のチャンスのため。
少し残ってるけど、なかなかでしょう?
ほとんどの日はきれいに食べつくしています。
食品ロス、ゼロに近い(^^)
あと他の事情としては、
・保護団体TSUBASA(メリハリをつけるためらしい)や、
スペインのロロパーク(石綿美香先生による報告会情報)
に倣って、午前中は野菜と果物だけにしていること
・9月からプチが維持ダイエットを継続的にしていること
(主食は昼と夜に分割フォージング、野菜は出しっぱなし)
もあるかなあ。
ホント、野菜をガツガツ食べるようになりました。
(七草セット、例年は何度も水に放って「再生」しながら、
1か月くらい使えていたのですが、
今年は2週間ちょいで無くなりそう)
ポワもそれに影響されたのかもしれません。
というわけで、野菜の「嫌い」がなくなり
(与える量さえ調節すれば「好き」はむしろ鳥生の彩り)、
世話をする人に手間をかけないという意味で、
「どこへ出しても恥ずかしくない鳥」度が上がりました。
5年と少し前に我が家に来た時は、
野菜も果物も何一つ食べなかったプチが、です。
昨日も書いた「どこへ出しても恥ずかしくない」ですが、
これはセミナー仲間ではおなじみの表現です。
手放すことは絶対ないけれど、
万一何かあった際「どこへ出しても恥ずかしくない」。
好き嫌いがあったり、噛みぐせがあったり、
ケージになかなか戻れなかったり、
その他のいわゆる問題行動があったりしたら、
他人にお世話を頼みにくい、
頼んでも一部やってもらえないかもしれないけど、
それがない=どこへ出しても恥ずかしくない。
うちの「誰からも愛される鳥に」というモットーに、
この概念も入っていましたから、
初めて聞いた時、わが意を得たり!と思いました。
「いつでもどこでも誰とでも」と同様、
「どこへ出しても恥ずかしくない」は良い理念だと思う。
「どこへ出しても恥ずかしくない」の、すぐできる第一歩は、
Lisa 的解釈では、
健康診断と感染症検査で異常なし、だと思います。
(残念ながら病気が見つかることはありえますが、
病気自体が恥ずかしいわけではありません、念のため。
病気を知る努力、治す努力をしないことは、
決まり文句の一部ってだけの「恥ずかしい」は別として、
飼い主として悔やむことになりかねないと思います)
これこそ、預け先や預かり元に甚大な影響を及ぼしかねない。
トレーニング仲間は、診断書を撮ってスマホに保存し、
即座に提示できるようにしてあり、Lisa も真似しました。
同席する人、世話をしてもらうかもしれない人に、
安心してもらえるように。
我が家も、初めてPBFDの検査をしたのは、
プチポワを2週間預かってもらった前のことで、
それ以前の Lisa はまだまだ知識不足・勉強不足でした。
今思えば、このブログの初期の記事には、
「これは不十分でした」などと注釈をつけるべきところが、
いくつかあります。おいおい、補足していきます。
◇ ◇ ◇
話は変わりますが、
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