2016年04月02日
セリフと本文のアップが夜になる模様(これはホント)。
サボらないように画像だけ先に上げておきます。
(手を変え品を変え中途アップするなあ ^^;)
なので、タイトルはもしかして変わるかも。
えっ、
「ダラダラ長い文章はどうせいつも読んでないよ」って?
そういう人は、じゃあまた明日。 (^^)
- - - - - - -
「3がつ30にちは、わすれられない日」
「去年、桜満開の中、Lisa が乳がん告知をされた日だよ」
今は「がん宣告」ではなく「がん告知」っていうんですよね。
昔と違って「がん≒死」ではないので、
より穏やかな表現になってます。
「カミングアウトしたからには続報も入れないとね」
「あのときはせいてんのへきれきだったよね」
健康自慢だったのでまだ保険にも入ってなかったし
(いいかげんそろそろ入ろうとは思っていた)、
添加物、油分、加工食品に20年以上気をつけていて、
インスタント、レトルト、スナック菓子など買わず、
ファストフードも年に1度くらいでしたから、
そんな自分がガンになるなんて世も末だと思いました。
だけど後から思うと、その健康自慢がなぜかここ10年、
急に貧血で引っかかってばかりになったことが、
予兆だと気づくべきでした。
「でも泣かなかったよね」
「まいごのねぇねのことで、なみだはかれてたんだよ」
迷子とは違って、起こったことの現実味のなさ、
迷子とは違って、手術や治療で解決できること、
自分は絶対に大丈夫だというなぜか強い自信、
胸にこだわりがなかったことも幸いして、
Lisa はちっとも泣きませんでした。
それでも、「ガーン!」とは思ったよ、一応。 (^^;)
「部分切除でもよかったのにスパーンと全摘に決めた」
「けっかてきにはそれがラッキーだったよ」
術後の病理検査の結果、Lisa の乳がんは、
乳管を破って出てきにくく、リンパ転移もしにくく、
だけど乳管内ではぐんぐん広がるというものでした。
全く同じタイプの生稲晃子が、
「部分切除→再発」を二度繰り返しての全摘で、
3度切除したと後に知りましたが、
そんな回り道がなくて済みました。
「ステージもかるかった」「手術まで3カ月も待ったのにね」
切除した結果、ステージはⅠとわかり、しかも、
ほんの数ミリ差でステージ0でもおかしくなかったもので、
ガンのタイプも悪くなかったこともあり、
術後の治療は必要ないそう。
(再発防止に、術後5年や10年の投薬治療も普通です)
重くなく、リンパ転移もなかったから抗がん剤はナシ。
全摘出なので放射線治療(20日間毎日通う)もナシ。
覚悟していたホルモン療法さえ、効果は微々たるもので、
副作用のほうが大きくなってしまうので、これもナシ。
ないない尽くしで、結果的には最もエコノミーコースです。
(抗がん剤なんて、保険がきいても毎回1万円飛ぶそう)
「あとはていきけんしんだけでいいの?」 「不安では?」
うん、治療がないのは楽な反面、何もしないのも心配だから、
・玄米菜食を始め、
・お酒はもう一生飲まないと決め、
・ヨガを始め、
・ストレスをためない思考と生活に変えた
「むねのつくりなおしもすんだよね」 「完成したとか」
昨秋、あのお騒がせ芸能人(元女子プロレスラー)が、
売名か同情商法か何なのか知らないけど、
ここ2年受けただけでその前はサボっていた検診を
「検診は毎回受けていたのに」と『吹かし』、
ステージⅡBを「限りなくⅢに近い」なんて珍表現。
5年生存率が50%などと『盛りまくった』せいで、
踊らされたシロートたちで乳腺外科はパニックになるわ、
同等以上の乳癌患者は色眼鏡で見られて困るわで、
乳癌学会が緊急声明を発表する騒ぎになった。
(この程度の表現にとどめざるを得なくても、これ一大事)
ガンに関しては、明確な共通のガイドラインがあって、
「医者によってはオーバーに言う」なんてないのだ。
そんなことがあったら困るでしょ。
だからあれは、
(おそらく金儲けのため)本人が大げさに言った、
と考えるのが自然だと思う。
希少疾患ならまかり通っちゃったかもしれないけど、
12人に1人がなると言われる乳がんでは、
患者家族も含めたら5~10人に1人くらいは、
知識があるわけで、そうは問屋がおろさないよ。
「とにかく、再発も転移もなく、治療さえないからねLisaは」
「あんしんしてください!」
体にガンがなくなっただけで、貧血も治ってましたから(笑)
ガンのサバイバー歴は、手術日からカウントして
「術後○年」という言いかたをするんだけど、
それの一周年に先立ち、告知の日からは1年経ちました。
桜の季節に、ヘンな記念日ができちゃったな。
元気です!
ありがとう!
迷子のプイのこと、あきらめません、へこたれません。
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この記事へのコメント
1. Posted by jun+ 2016年04月03日 23:54
こういう言い方が適切かどうかわからないですが、Lisaさんまずはこの1年お疲れ様でした!
ガンがわかり、治療をして、無事1年を迎えられた。これからもガンに対する具体的な不安はずっと残るのかもしれず、それはきっとなった方にしか分からないことだと思いますが、まずはお疲れ様でしたと言いたいです。
実は私の父(66)、去年の秋に食道ガンステージ3と宣告されまして。今年1月から抗がん剤→食道全摘→抗がん剤→放射線と治療を続けて明日最後の放射線治療でようやく退院予定なんです(⌒-⌒; )
不幸中の幸いでタチの悪くない種類だったらしく、食道を塞ぐほど巨大な腫瘍になっていたにもかかわらずリンパ転移もなくステージも術後2に変更されました。本人は生きる気満々なので、家族もみんなとりあえず前向きです(o^^o)
確かに、がん宣告を受けた本人の家族も「がん・・・ガーン!」っていう衝撃を、冗談でもなんでもなく(笑)受けるので、ご本人のショックはどれほど大きかったか、なった方にしか分からないことだと思いますが、でも早期に治療出来て本当に良かったですね!
長々と失礼いたしました〜
ガンがわかり、治療をして、無事1年を迎えられた。これからもガンに対する具体的な不安はずっと残るのかもしれず、それはきっとなった方にしか分からないことだと思いますが、まずはお疲れ様でしたと言いたいです。
実は私の父(66)、去年の秋に食道ガンステージ3と宣告されまして。今年1月から抗がん剤→食道全摘→抗がん剤→放射線と治療を続けて明日最後の放射線治療でようやく退院予定なんです(⌒-⌒; )
不幸中の幸いでタチの悪くない種類だったらしく、食道を塞ぐほど巨大な腫瘍になっていたにもかかわらずリンパ転移もなくステージも術後2に変更されました。本人は生きる気満々なので、家族もみんなとりあえず前向きです(o^^o)
確かに、がん宣告を受けた本人の家族も「がん・・・ガーン!」っていう衝撃を、冗談でもなんでもなく(笑)受けるので、ご本人のショックはどれほど大きかったか、なった方にしか分からないことだと思いますが、でも早期に治療出来て本当に良かったですね!
長々と失礼いたしました〜
2. Posted by Lisa 2016年04月14日 03:20
jun+さん、ありがとうございます。
お父さまこそ大変だったのですね。
抗がん剤はまた全然レベルの違う苦労だと思います。
でも良かったー、上方修正(?)されたくらいだったとは。
そうなんです、「ガーン!」と(笑)
ただ、メソメソではなかった。本人なのに、もらい泣きしかなかったです。
テレビや本で感動した時はすぐ泣いてしまうのに、
こういう自分もいたんだなあ。
無我夢中で、学ぶことばかりで、あっという間の1年でしたが、
つい昨日も、特集番組があり、
5年10年と忘れることも油断することもなく付き合っていくんだと、
改めて思いました。
再発防止の鍵はやはり、「ストレスは少なく、笑顔は多く」。
鳥や鳥トモさんや鳥トモさんのブログが、よくその「笑顔」にしてくれます。
皆さんにお世話になっています。
(一番直近は、「アイちゃんの悲劇」に笑いましたよ。アイちゃん、鳥なのに・笑)
お父さまこそ大変だったのですね。
抗がん剤はまた全然レベルの違う苦労だと思います。
でも良かったー、上方修正(?)されたくらいだったとは。
そうなんです、「ガーン!」と(笑)
ただ、メソメソではなかった。本人なのに、もらい泣きしかなかったです。
テレビや本で感動した時はすぐ泣いてしまうのに、
こういう自分もいたんだなあ。
無我夢中で、学ぶことばかりで、あっという間の1年でしたが、
つい昨日も、特集番組があり、
5年10年と忘れることも油断することもなく付き合っていくんだと、
改めて思いました。
再発防止の鍵はやはり、「ストレスは少なく、笑顔は多く」。
鳥や鳥トモさんや鳥トモさんのブログが、よくその「笑顔」にしてくれます。
皆さんにお世話になっています。
(一番直近は、「アイちゃんの悲劇」に笑いましたよ。アイちゃん、鳥なのに・笑)